都立中高一貫 白鷗中 平成30年度適性検査1 解説と対策

 
みなさん、こんにちは。
受験対策コンシェルジュの諏訪です。

 

都立中高一貫校の過去問解説を行います。

今回は、平成30年度白鷗中の適性検査1です。

 

問題や解答はウェブサイトや過去問集を参照してください。

参考:白鷗中 http://hakuo.ed.jp/web/?page_id=383

(このページから白鷗中の過去の入試における問題・解答が手に入ります。)

 

■ 大問1

資料Aと資料Bを読み取り、読解問題2問と作文に答える問題です。

資料Aと資料Bは何かしらの関連性をもっています。

どのような関連性なのかを読み取ることは設問で直接問われるない場合もありますが、

このタイプの問題を解くときは必ず意識して(意識させて)ください。

 

 

< 問題1 >

本文中に書いてある「生物」「科学」の特徴をまとめる問題です。

本文中のどの部分をまとめるのか、参照すべき箇所を探すことがポイントです。

その際、「~とは」という表現に注目してください。

「○○とは、△△である。」という表現は、説明文の読解において非常に重要です。

特に、公立中高一貫校入試では説明文のポイントをまとめる問題が目立ちますので

覚えておいて下さい。

 

 

< 問題2 >

①傍線部の考え方

②それに対する筆者の意見

をまとめる問題です。

 

「考え方」のほうは、傍線部直前をまとめるだけです。

強いて言えば「個人中心の考え方」「個人主義」など、「個人」というフレーズを入れられるかどうかに注意が必要です。

筆者の意見は、傍線部の次の段落に「おかしな方向」という表現があることから、傍線部の考え方に反対していることが分かります。

 
 

< 問題3 >

ポイント1:「思考停止」するとはどういうことかを具体的に読み取る

資料Aの最終文:「生物多様性の大切さを理解する」

資料Bの最後から4行目:「多様性が大切」

これらから、この2つの文に共通するテーマが「多様性が重要だ」というものだとわかります。

つまり、思考停止とは、「多様性が重要であるという考えが停止してしまっている」ことです。

そして、傍線部直前から「経済が成り立たない」ことが思考停止の理由であることがわかります。

本文中から言い換え表現を探すと、「経済効率が悪い」です。

つまり、「思考停止=経済効率が悪いという理由で多様性をないがしろにすること」だと読み取れます。

 

それが読み取れたら、その具体例を探しましょう。

なかなか探すのが難しいテーマですね。

そんなときは、身近なところから探しましょう。

・家庭

・学校

・通っている塾

・習い事

などが候補になると思います。

もちろん、時事問題などの例を引っ張ってこれるのであればそれでOKです。

 

 

事例は自分で考えて思いつくことが大切です。

人から教えられた、指示された具体例で作文を書くと

早く書きあがるのでそのときは効率が良いように思えるかもしれませんが

本番に必要な発想力が育ちません。

ご家庭でお子さんを指導するとき、塾で生徒さんを指導するときはこちらから具体例を示すのではなく

「学校でこういう例はないかな?登校から順番に考えてみよう!」

などと思考を促してください。

時間はかかりますが、非常に大事な取り組みです。

そして、適切な具体例を思いついたら作文を書かせ、それを添削してください。

 

受験対策コンシェルジュ
諏訪たかあき